任意のフレームを画像形式で書き出し
動画とは静止画を集めてパラパラ漫画のように見せているに過ぎない
24fpsなら1秒間に24枚、60fpsなら60枚といった風に
Hitfilmにはその中の1枚の画像=フレームをJPGやpngとして書き出す機能がある
抜き出したフレームでYouTUBEのサムネを作っても良し
書き出した画像をそのまま編集中の動画に戻して動画の演出をするもよし
いざ編集作業を始めると意外と使う頻度の高いExport Frame について詳しく見て行こうと思う
画像を抜き出す3つのメニュー
フレームを画像形式に変換するアプローチは3つある
3つあるがどれも結果は同じなのでどれか一つ使いやすいものを憶えておけば充分だと思われる
トップメニューから
トップメニューからExport→Frame
タイムラインから
タイムラインの右上にあるExportボタンからFrame
ビューワーウィンドウのボタンから
Viewerウィンドウ下部にあるこの□に〇のボタンもFrameの書き出しを行うボタンである
詳細設定
上記のどれを選んでも同じダイアログが出てくる
Output Folder | 出力フォルダー 書き出した画像の保存先 右のSelect Foldeボタンから変更可 |
Filename | 保存する画像ファイルの名前 デフォルトでは [タイムラインの名前-タイムコード(又はフレーム数).フォーマット] となっているが変更可 |
Overwrite | 同フレームのファイルが既にあれば、チェックを入れると上書き チェックを外すとファイル名に番号が追加されて別ファイルとしてエクスポートされる |
Format | 静止画を保存する際のファイル形式 PNG、JPG、TIF、TGA、BMPから選べる(ProならEXRも選べるらしい) |
Channels | エクスポートされるフレームのチャンネル数を選択 RGBは全てのフォーマットで試用可、書き出したフレームにフルカラーのデータを含む RGBAはRGBにアルファチャンネルを追加したもの フレームに含まれる透明度のデータも一緒に保存される JPG、BMPは対応してない |
Reimport | エクスポートされたフレームを現在のプロジェクトに戻して、タイムラインで編集できるよう 再インポートする手順を自動でやってくれる |
Reimportの各機能は以下
Do Not Reimport | 画像ファイルは保存されるがプロジェクトに再インポートしない |
Reimport To The Media Bin | 画像はメディアに再インポートされる、タイムラインには乗らない |
Reimport To The Timeline | タイムラインのスライダー位置にデフォルトの静止画動画として再インポートされる |
Reimport To The Timeline (Single Frame) | タイムラインのスライダー位置に1フレームの画像として再インポートされる |