Lenovo Yoga Slim 750i carbon 紹介動画作成のための備忘録

世界なき頭脳

主な特徴


公式ページより主要な特徴

  • 第11 世代 インテル® Core™ プロセッサー 搭載インテル® Evo™ プラットフォーム
  • インテル® Evo™ プラットフォー ムによる新次元のノートブックPCは、パフォーマンス、応答性、接続性、バッテリー持続時間、そして驚くほど美しい画像処理の理想的な調和を実現します。
  • 高級感のあるムーンホワイトカラー
  • 軽量、薄型のボディ
  • 詳細な13.3型 WQXGA IPS液晶
  • ミリタリーグレードの耐久性

Yoga Slim 750i Carbonは、その名の通りトップカバーにカーボン素材を使用した薄くて軽くて強いモバイルPC
スペックを超えた魅力を探って行きたい

なお、今回の動画や記事を作成するにあたり、当該機種をLenovo様より貸与して頂きました
ありがとうございます

スペック

一口にYOGAシリーズと言っても様々な種類で展開している
特にミリタリーグレードの耐久性を持つのは今のところYoga Slim 750i Carbonだけである

750iはCPUがCorei5とCorei7が選べる
それに付随してメモリとストレージのスペックも代わってくる

製造番号82EV0089JP 82EV0081JP
プロセッサーインテル® Core™ i5-1135G7
(2.40 GHz up to 4.20 GHz)
インテル® Core™ i7-1165G7
(2.80 GHz up to 4.70 GHz)
OSWindows 11 Home 64bitWindows 11 Home 64bit
ディスプレイ13.3″ 2.5K液晶 (2560 x 1600) IPS, 光沢なし,
マルチタッチ非対応, 100%sRGB, 300 nit, LEDバックライト
13.3″ 2.5K液晶 (2560 x 1600) IPS, 光沢なし,
マルチタッチ非対応, 100%sRGB, 300 nit, LEDバックライト
メモリー8 GB LPDDR4X 4266MHz (オンボード)16 GB LPDDR4X 4266MHz (オンボード)
ストレージ512 GB PCIe SSD1 TB PCIe SSD
標準保証1年間 PremiumCare1年間 PremiumCare
電源アダプター65W65W
グラフィックスインテル® Iris® Xe グラフィックス
(CPU内蔵)
インテル® Iris® Xe グラフィックス
(CPU内蔵)
バッテリー4セル リチウムイオンポリマーバッテリー4セル リチウムイオンポリマーバッテリー
BluetoothBluetooth®Bluetooth®
キーボードバックライト付 – 日本語バックライト付 – 日本語
ポインティングデバイスタッチパッドタッチパッド
ワイヤレスWi-Fi 6対応 (IEEE 802.11ax/ac/a/b/g/n準拠)Wi-Fi 6対応 (IEEE 802.11ax/ac/a/b/g/n準拠)
https://www.lenovo.com/jp/ja/notebooks/yoga/yoga-slim-series/Yoga-Slim-7i-Carbon-13/

特にメモリーはオンボードでストレージ含め、基本的に増設、交換が不可能になっている

CPUはCore™ i5-1135G7 インテル® Core™ i7-1165G7

動画編集など重い作業や、タブを複数開いて作業をするタイプの人はCorei7を選んだ方が無難かもしれない
Web閲覧やレポート、Office系のソフトを使う程度ならCore i5で何の問題もない

2022年2月現在、Corei5とCorei7の本体の価格差は約3万円となっている

ちなみに無料の動画編集ソフトをインストールまでしたのだが何故か立ち上がらなかった
ウイルス対策ソフトと相性が悪かったのかもしれないが、借り物なので諦めた

本体寸法、重さ

本体寸法は295.9×208.9×14.25mm(最薄部)
A4サイズ、なのでビジネスバッグにはすんなり収まると思う
A4がピンと来ない人はファッション雑誌を想像して貰うといいだろう

本体重量は966g、13.3型液晶で1キロを切っているのはやはりカーボンの恩恵か
フランス語の辞書と、岩波文庫1冊とほぼ同じであった、軽い。

インターフェイス

向かって右側は電源ボタン、マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック、USB3.1 Type-C

左はThunderbolt4 ポート×2

どのUSB-CもPowerdelivery対応、DC-in、DisplayPort出力機能付き
なので左右どちらからでも充電アダプターや外部モニターに繋ぐ事が出来る
コンセントの位置でコードの取り回しに苦労する事が無いのは何気に便利

このようなPD対応のモバイルバッテリーがあれば外出先でコンセントが無くても充電可能

マウスやキーボードのBluetoothレシーバがusb-cでは無い場合は変換アタプタが必要になる

USBメモリは両方に対応しているものがデータのやり取りには便利

ディスプレイ

13.3型非光沢IPS液晶、WQXGA(2560×1600)、100%sRGB、輝度300nit、ブルーライトを低減するアイケアモード搭載、パネル比率は最近多い16:10で少し縦に長い

外部ディスプレイの出力は最大 5120×3200ドット、1677万色@60Hz(Type-C to DP接続時)

キーボード

英語配列を日本語化しているのでエンターキー周辺がちょっと窮屈な印象
キーストロークは1.0mm、キーピッチは18.7×18.2mmと余裕がある
光センサー内蔵で周囲が暗くなると自動で点灯するバックライトの色は白、とことん白である


インテルEvoプラットフォー ムとは?

この記事によると高付加価値モバイルPCの基準という事らしい

具体的な基準としては

  • バッテリー駆動時も安定した応答性
  • スリープ状態から1秒未満で復帰
  • フルHDディスプレイ搭載システムとして実際の作業で9時間以上のバッテリー駆動
  • 30分以内に最大4時間駆動分の休息充電
  • Wi-Fi6、Thunderbolt4対応

となっている。
2019年にインテルが打ち出したノートPCの開発プロジェクト「Project Athena」の
第二版仕様といったところで、更に調べると要件には
256GB以上のNVMe SSD、メモリは最低8G、更にマイクやスピーカーの音圧レベルなども組み込まれているなどがある

Project Athena自体が「常に利用可能」「フォーカス」「適応性」を軸に、スリープからの瞬時復帰、
高速ネットワーク、バッテリー1日持続、音声アシスタントの搭載、薄型で軽量等なんとなくふわっとした条件が提示されていたので、その理念を少し具体的に推し進めたものがEvoプラットフォーム

Evoシールが貼ってあるからと言ってCPU自体の処理速度が上がっている、という事では無いが、PCトータルで見た際の利便性などは保証されている、ということなんだろう

外装について

トップカバーは名前にも冠してあるように高強度カーボンファイバー素材
更にパームレストとボトムカバーはマグネシウム合金
放熱性も堅牢製も恐らくトップクラスに入る

真っ白な塗装に3層サーマルコーティング
サーマルコーティングが何か調べても出てこなかっただが
字面からすると熱疲労を低減する作用のあるコーティングだと思われる

これら外装の全てはミリタリースペックと呼ばれる規格「MiL-STD-810G」の準拠に繋がる堅牢製の特徴と言える

ミリタリースペックについて詳しく知りたい人は以下の記事を参照

MIL規格とは??
ミリタリーグレード先日 レノボのYogaシリーズ について調べていたところ次のような記述に行き当たったよく製品の堅牢製をアピールする際に使われるMIL-STD-810Gああ、MIL規格ね。頑丈なんでしょ?...

のぞき見防止機能 その他プライバシーガード

プリインストールされているアプリの中にmirametrix社のGlanceというものがある

これは内蔵カメラが顔の動きを検知して、マルチモニター時に見ていない方のモニターをぼやかしたり
背後から誰かにのぞき見されている場合にディスプレイ上にアラートを出したりするアプリである

左右にのぞき見警告アラートが出ている状態

ふいに席を外す際などには瞬時に画面をぼかしてくれるのは便利だが、
常駐させておくと、視線を戻した時に一瞬ボケた画面を見る事になるので
目が疲れるかもしれないなと思った

結局のところ白いモバイルパソコンは買い。なぜか?

白、皆さんは白い色に対しどんなイメージを抱いていますか?

色彩心理学において白は純潔、無垢を表します
また白が伝えるポジティブな意味には清潔感、新鮮さ、シンプルなどがあり
白はしばしば白紙のように見え、新しい始まりや再出発を象徴しています

またマーケティングやブランディングにおいては白は安全性、純粋性、新鮮さ、清潔さなどの印象を与えるとされています

白いパソコンはなぜこんなにも絶対数が少ないのか

単純にして最大の理由、それは汚れやすいから

特に毎日持ち歩くモバイル系ガジェットは日常生活において否が応でも傷つき、変色し、どうにもならない状態に陥る

それを踏まえて、あえての白というのは、これは外装に相当の自信が無ければ出せない

つまり、白いパソコン、と言うだけでそれは中身も外装も最大限リソースを注ぎ込まれた
最高の状態に間違いないのだ
なぜなら外装コストを掛けている分、中身にもコストを掛けなければ結果的にペイしないからだ

ここまで読み切ると、白いパソコンはあれこれ調べるまでもなく、買いなのが分かると思う

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